「つくば ちびっ子博士2024」で筑波技術研究所の施設を公開 - 未来をつくる子どもたちの好奇心を育む

2024/08/28  戸田建設 株式会社 

新着情報 「つくば ちびっ子博士2024」で筑波技術研究所の施設を公開
未来をつくる子どもたちの好奇心を育む

2024/08/28

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、つくば市が主催するイベント「つくば ちびっ子博士2024」に賛同し、7月31日(水)筑波技術研究所の施設見学に応募をいただいた小・中学生35名(保護者27名)に、研究施設の見学の他、様々な体験をしていただきました。

※「つくば ちびっ子博士2024」(主催:つくば市)
7月20日(土)から9月1日(日)の子どもたちの夏休み期間に、市内の研究機関等を実際に訪問したり、紹介動画を視聴したりしてクイズに答え、正解数などに応じて、「最優秀つくば ちびっ子博士」、「優秀つくば ちびっ子博士」、「つくば ちびっ子博士」の3つの区分でつくば市が認定するイベントです。

子どもたちは、まず音響実験棟の無響室(壁・天井等でほとんどの発生音を吸収してしまう実験施設)と残響室(壁・天井等で音を反射し長い時間音が残響する実験施設)で声や音を出し、響きの違いを実体験しました。構造・施工実験棟ではトンネル構築技術について模型を使った説明や、爆薬による発破作業の映像を見ることで、トンネル掘削工事のスケールの大きさを実感していました(写真1)。また、吊り上げた資材を制御できる吊荷旋回制御装置の紹介では、鉄の円盤を高速回転させることで得られる「ジャイロ効果」について、実際に動作する模型を操作しながら体感しました(写真2)。さらに材料実験棟では、超高強度コンクリートの破壊の大きな音に驚きながらコンクリート強度の違いを実感、木琴をコンクリートで再現した楽器の表面をたたいたりさわったり等々、コンクリートの適用性や、幅広い性能について学んでいただきました(写真3)。

子どもたちは、紹介された施設や体験した技術に興味津々な様子で、新たな発見や疑問を素直に表現しながら、楽しさに目を輝かせていたのが印象的でした。

写真1 都市部と山岳部の
トンネル構築技術の説明 写真2 吊荷旋回制御装置の
ジャイロ機構の説明 写真3 超高強度コンクリートの
圧縮強度試験の説明

当社は、地域社会との共生を図ることが非常に重要だと考えています。施設見学会を通じて実物を見て、実験を体験することにより、次世代を担う子どもたちの建設業に対する理解や関心が深まることを期待しています。建設業の魅力や社会へ果たす役割について発信する機会の1つとして、今後も社会貢献活動を実施して参ります。

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