建材・管材・電材といった取扱商材の区分ごとに主要な卸が存在。コア商材に関連した周辺商材も取扱う卸が多い
建築資材は、各種金物や面材などの構造材、屋根材や外壁材やエクステリアなどの外装材、床材、壁材、天井材、階段、建具などの内装材、雨戸・シャッター、ドア、ガラス、面格子材などの開口部材からなる。住宅設備機器は、洗面所やバスルーム、キッチン、トイレ、給湯設備、空調設備などからなる。また、管工機材には、パイプ、バルブ・コック、継手、ポンプなどが含まれる。
卸売業者は取扱商品である建築資材、住宅設備、管工機材の区分けにより分類される。各卸売業者はその中でも、特定分野の商材や特定メーカーの商材の取扱いを強みとしていることが多い。また、建材、住設、管材、電材の枠を超えて、コア商材と関連した商材も広く取り扱っている場合が多くなっている。特に近年は、建材・住設卸、管材卸、電材卸における取扱商品の垣根はなくなりつつある。