板ガラスの種類は汎用的なものから、安全性を重視したガラスや省エネ効果があるガラスなど幅広く存在する
板ガラスの主な種類について記述する。一般的な板ガラスとしては建築用や自動車用で用いられる「フロート板ガラス」、片面を不透明にした「型板ガラス」、防火と飛散防止を目的とした「網入ガラス」がある。また、安全性を重視したガラスとしては強度の高い「強化ガラス」や割れても破片が飛び散らない「合わせガラス」がある。また、省エネ効果が期待される高機能ガラスとしては、「複層ガラス」や「真空ガラス」がある。「真空ガラス」は長年アイデアとしてはあったものの技術が追い付かないことから不可能とされていたが、1994年に日本板硝子とシドニー大学によって研究が進められ、商品化されている。