自動車は3万点にも上る部品で構成されている
日本自動車部品工業会の統計資料による分類を用いると自動車部品はエンジン部品、電装品・電子部品、照明・計器など電気・電子部品、駆動・伝導及び操縦装置部品、懸架・制動装置部品、車体部品の6つに分類される。それぞれの分類の中でも数多くの部品があり、自動車を作るのに必要な部品は、小さなネジも含めると実に3万点に上るとされている。自動車メーカー(完成車メーカー)のほとんどは、エンジンなどの心臓部、車体については自社生産しているケースが多いが、そのほかの部品については部品メーカーなど外注に依存している。