携帯電話販売店は4形態に大別される。キャリアショップの形をとる専売店が主流で、端末販売から各種アフターサービスまで幅広い業務を取り扱う
携帯電話の販売店は、単一の通信キャリアブランドの下販売をおこなう専売店(いわゆるキャリアショップ)、街の激安携帯ショップのように複数のキャリアを取り扱う併売店、家電量販店、キャリア直営店の4つに大きく分類され、専売店、併売店、家電量販店内の一部店舗が販売代理店によって運営される店舗である。
形態別店舗の特徴としては以下のような点が挙げられる。もっとも店舗数が多い専売店は、端末販売から修理や各種変更などのアフターサービスまでを総合的に取り扱う。併売店においては同一の販売代理店でもキャリアごとに一次代理店であったり、二次代理店であったりすることも多い。家電量販店は、全キャリアを取り扱う場合が多く、量販店の高い集客力を反映して1店舗あたりの販売台数が多い一方、アフターサービスは提供していないことが一般的である。また、キャリア直営店の数は数店舗に限られており、最新商品のディスプレイやブランドコンセプトのショールーム的な要素が強い。