無担保・小口融資が中心。金利が高いが、申し込みが簡素で短時間で融資が完了し、引き出し・返済の利便性が高いのが特徴
ノンバンク業界は、不動産などの担保をとらず、少額からの融資を主な商品としている。申し込みが簡素化されており、無人契約機やインターネットで必要事項と身分証明書を登録することで、短時間で申し込みが完了する。審査については、基本的には雇用形態を問わず、収入や信用情報などの状況によって限度額や金利が個別に決定される。銀行に比べて信用リスクの高い顧客が多いことから、貸倒リスクや回収コストを反映し、金利水準が高く設定されている点が特徴である。
借り入れの方法はカードローンが一般的で、コンビニなどのATMにおいて限度額まで引き出せるようになっている。返済についても、ATMでの振り込みや口座引き落としなど自動化が進んでいる。また返済日に支払いがおこなわれなかった場合には回収業務が発生し、貸金業法等の規制の範囲内で取り立てがおこなわれる。
このようなサービスフローを背景に、ノンバンク業界は、多様なチャネルを通じた顧客接点の多面化を実現するためのインフラ構築、与信審査による適正な金利・限度額の設定、効率的な債権回収など、貸倒リスクを軽減するための独自のノウハウを有している。