第一分野が生命保険・年金保険、第二分野が損害保険、第三分野が医療保険など
主な保険商品には第一分野の生命保険(被保険者が死亡した際に保険金が支払われる保険)、第二分野の損害保険(偶然のリスクにより損害を被った際に保険金が支払われる保険)、第三分野の医療保険(病気や怪我などで入院した場合の医療費などを保障する保険)がある。
第一分野としては死亡保険や養老保険(一定期間の死亡保障と、満期時の満期保険金が組み合わさった保険)、こども保険(子供の養育費や教育費を賄うための保険)などがある。第一分野の保険は契約期間が長く保険料の払い込み方法も様々あるのが特徴である。また保険と名がついてはいるものの、養老保険は老後資金の準備、こども保険は教育資金の準備のための積立と運用が契約者の実際のニーズである。
第二分野としては自動車保険や火災保険、地震保険などがある。第二分野の保険は1年契約の掛け捨て型が多いのが特徴である。
第三分野としては医療保険、がん保険、介護保険、女性の保険(女性特有の傷病のための保険)などがある。第一分野の保険は生命保険業の免許、第二分野の保険は損害保険業の免許が必要であるが、第三分野の保険は、第一分野、第二分野いずれかの免許を有している企業であれば販売できる。