ゲーム業界の取扱い商品は「家庭用ゲーム」と「モバイルゲーム」と「PCゲーム」
ゲーム業界の取扱い商品は大きく、「家庭用ゲーム」と「モバイルゲーム」と「PCゲーム」に分かれる。
家庭用ゲーム商品としては「Nintendo Switch」や「Playstation4」などの「据置機(本体とは別に、テレビやコントローラと接続して利用するゲーム機器)」と「ニンテンドー3DS」や「Playstation Vita」などの「携帯機(画面とコントローラが一体になって持ち運びできるゲーム機器)」、「ゲームソフト」がある。ハードウェアである据置機と携帯機は少品種大量生産であり、製造コストを削減するために、家庭用ゲーム機器メーカーは自社で生産せずにEMS(電子機器受託製造業者)や協力工場に生産を委託することが多い。
モバイルゲームとしては「ソーシャルゲーム(ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用して提供されるゲーム)」や「クラウドゲーム(ストリーミング配信を活用して提供される)」、「ネイティブアプリ(端末にインストールして使うアプリ)」がある。モバイルゲームはフリーミアム方式(基本プレイは無料だが、アイテムなどのゲーム内有料サービスを設けている)を採用することが多い。
PCゲームとしてはオンラインで提供されるものとオフラインで提供されるものがある。
日本で人気なゲームのジャンルとしては「アクションゲーム」や「ロールプレイングゲーム(RPG)」、「シューティングゲーム」があり、最近ではバーチャルリアリティー(VR)技術を活用した「PlayStation VR」や位置情報と連動したゲームである「Pokémon GO」など、最先端の技術を利用したゲームも人気となっている。