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文書最終更新:2019/02/05

  • 2019/02/05更新

    サマリ

  • 2019/01/23更新

    主要プレイヤーの動向

  • 2018/10/01更新

    主要プレイヤーの動向

  • 2018/09/14更新

    サマリ

  • 2018/08/31更新

    主要企業の財務指標分析

  • 2018/08/31更新

    主要プレイヤーの動向

  • 2018/06/27更新

    市場規模・トレンド

  • 2017/11/13更新

    主要企業の財務指標分析

  • 2017/09/29更新

    市場規模・トレンド

  • 2017/09/20更新

    市場規模・トレンド

  • 2017/07/04更新

    初版公開(リリース)

業界定義

製薬メーカーから医薬品を仕入れ、医療機関や薬局、ドラッグストア等に卸販売をする業界

業界特性

成熟へ移行する業界

ビジネスモデル ビジネスモデル解説
装置型 見込生産 ストック型
組立型 受注生産 フロー型
Productベース BtoC 労働集約
Projectベース BtoB 資本集約

業界構造・主要企業

バリューチェーン

医薬品卸業界は特有の「毛細血管型」の流通網を有し、医薬品流通の上で重要な役割を担う。大きくは医療用医薬品卸と一般用医薬品卸に分類ができ、一般用医薬品卸は日用雑貨類の取扱も手がけることが多い

残り本文: 478文字

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バリューチェーン

取扱い商品・サービスの特徴

医薬品卸が扱う医薬品は新薬、長期収載品、後発品の三種類。収益構造は、医薬品が人命にかかわる商品である性質に起因して、特殊な構造となっている

 医薬品卸が取り扱う商品は、医療機関・調剤薬局向けの医療用医薬品と、ドラッグストア向けの一般用医薬品に分類できる。医療用医薬品は医師の処方箋が必要な一方で、一般用医薬品はドラッグストアでも比較的簡単に購入することができる。流通量としては医療用医薬品9割、一般用医薬品1割といわれ、医療用医薬品のとり扱いが大きい。医療用医薬品はさらに新薬、長期収載品、後発品(ジェネリック)の3種類に分類が可能である。特許切れ前の薬品を新薬といい、特許切れの新薬は長期収載品と呼ばれる。近年では後発品が増えてきているが、これは特許切れの新薬と同じ主成分で圧倒的に安く供給できることから大きくシェアを伸ばしている。
 医薬品卸の機能の中核としては営業機能があるが、その機能を担うのがマーケティングスペシャリスト(MS)である。MSは様々な商品の知識を持ち、それぞれを比較提案しながら、販売するスキルを有する。製薬会社の営業担当者であるメディカルレプレゼンタティブ(MR)が医師や薬剤師に対して医薬品情報の提供だけをおこなうのに対して、MSは販売の機能に特化している。
 また、医薬品卸の収益構造は特殊である。収益源は大きく医薬品の仕入れと販売の売買差益と製薬会社からのリベート(割り戻し)・アローワンスに分類ができる。製薬メーカーから医薬品卸への販売価格を「仕切価」、医薬品卸から医療機関・調剤薬局への販売価格を「納入価」と言うが、医薬品卸の売買差益は「納入価-仕切価」となる。そのそれぞれの価格の決まり方は、薬価基準制度をベースとした「薬価」の変化に依存する。医療機関・調剤薬局から患者への販売価格を「薬価」というが、これは薬価基準制度により二年に一回の納入価の実績調査に基づいて改訂される。したがって、納入価の維持が薬価の維持に直結することから、メーカーは医薬品卸による納入価の引き下げ防止の為に仕切価を高めに設定することになるが、医薬品卸の売買損益はそれだけだとマイナスになる。その分の補てんをおこなっているのが「リベート(割り戻し)」「アローワンス」の慣習である。リベートはメーカーとの取引量や医療機関・調剤薬局への配送頻度などの諸条件を達成することでメーカーから卸に払い戻される報奨金のことである。またアローワンスは協賛金といわれ、メーカーの販売施策に対応した場合に支払われるものである。このように、売買損益のマイナスをリベート・アローワンスで補てんすることで利益を出しているという特殊な収益構造となっている点が医薬品卸の収益上の特徴である。また、他にも価格に関する慣習として「価格未決定取引」というものがある。医薬品の納入価が未決のまま商品を卸し、後から価格交渉を開始する形態である。これは医薬品が人命にかかわる商品であるということに起因しているが、他業界と比較すると特殊な慣習である。

取扱い商品の主要分類

取扱い商品の主要分類

業界ビジネスモデル(解説、KFS、リスク)

成熟へ移行する業界

ビジネスモデル ビジネスモデル解説
装置型 見込生産 ストック型
組立型 受注生産 フロー型
Productベース BtoC 労働集約
Projectベース BtoB 資本集約

政府による薬価改定によるリスクがあるが、新規参入や代替品の脅威も少なく比較的安定。ただし、製薬会社や医療機関に挟まれたポジションでの薬価引き下げの影響を受けて、KFSである規模拡大戦略は限界を迎えつつある

残り本文: 687文字

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業界の競争・収益の構造(ファイブフォース分析) ビジネスモデル解説
ファイブフォース分析

主要企業の財務指標分析

競争構造上のポジション、薬価引き下げの影響からトップ企業でも営業利益は1%前後。卸売業の特性上、売上原価が高く、流動資産の比率も高い

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P/L、B/Sの業界水準値
P/L、B/Sの業界水準値
主要財務指標推移
主要財務指標推移
ROAの分解(収益性×回転率の推移)
ROAの分解

中小企業の財務指標

損益計算書
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出所:中小企業実態基本調査
貸借対照表
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出所:中小企業実態基本調査

市場規模・トレンド

医薬品卸の業界規模は13兆円規模。薬価引き下げやジェネリック医薬品の取引拡大の向かい風を受けるものの、大きくは国民一人当たり医薬品使用額の増加を受けて拡大の傾向にある

残り本文: 291文字

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業界環境

マクロ環境

高齢人口の増加と一人当たり医薬品使用額の増加にともない、薬価引き下げ・後発品取扱いの増加による価格低減圧力が働きながらも、総合的には追い風環境

残り本文: 635文字

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